uguisuの病床キロク〜第3章

uguisuの病床キロクシリーズ、

もう少しお付き合いください。

入院はじめは

自分の今の体が理解できなくて

病院のベッドで寝てるだけ。

時間の旅の第1章。

家に戻って少し先の自分を考えるようになって

不安の旅の第2章。

実は退院して2日目にして、

また救急車を呼びました。

最初の時よりも状態が軽かったので

その日のうちに家に戻りましたが

自分の体がコントロールできないから、

我慢していいのか

どうかがわからない。

それ以来怖くって

しばらくはご飯も作れず

朝起きると

朝ごはんができたりして

家族に甘え続け

そうしているうちに、

今自分ができることを

考えるようになりました

怖がって寝てたら何かが変わるのかな。

動ける範囲を少しずつ広げていこう

家にいるのが大丈夫なら

シーツを干してみよう

庭を掃いてみよう

1月ぶりに

うす〜いアメリカンコーヒー

ひと口とか

そんな風に昔の当たり前を

増やしていって、

次は

家から一歩出てみよう

すぐ角までゴミを出しに。

少し歩いて郵便局へ。

バスに乗って買い物へ。

最初に救急車を呼んだ時の症状の原因は

そのまま検査結果を待つのみ。

動悸や痺れは

それとはまた別の問題

だろうと診断されていて、

だから、

次は

外へ出る旅第3章。

ある平日の朝、

電車で新宿まで行ってみました。

これでダメだったら

また振りだしに戻ってやり直そう

電車に乗ってすぐに動悸と痺れ

落ち着かなくちゃ

落ち着かなくちゃと思えば思うほど

ひどくなる。

気をそらそうと

スケッチブックを出してみたのです

アクセサリーのデザインを。

ほんの一瞬、

意識が自分の体から離れて

その瞬間

動悸がおさまって

あ。

と思う瞬間が。

あれも作りたい

これも作りたいと考えているうちに

新宿に到着。

もうそれだけで嬉しくて。

欲が出て

ここまで来たら

行けるかもしれないと

中央線で浅草橋へ。

行けた。

安心

動悸。

深呼吸

息切れ

深呼吸。

の繰り返し

道端で1人不自然な深呼吸する姿は

きっと奇妙だったろうと思います。

それでも歩けることが嬉しくて

帰ることができない。

大丈夫大丈夫

そんな気持ちが

自分の中で不安感と戦ってるのがわかる。

今は全然?む気がおきないけど

立ち止まって写真を撮る元気がある

そんなお店の前に

ご自由にどうぞの棚が

木の茶托とおちょこを

もらってきました。

ご褒美もらったみたいで

嬉しくて

そのまま帰宅して

会社へ電話しました。

上司に

今の状況を話して

今後の相談をする約束でした。

突然、長く休むことになり

どれだけ迷惑をかけたことか

気に病むのはいけないと思いつつも

ずっと頭から離れない。

それでも

あたたかく理解を示してもらえて

お盆休みの前に

一度会社に出てみることになりました。

また不安の階段を一歩。

上がれるかな

どうかな

後戻りしたら、

それはそれでいいか。

今は、

家族に付き合ってもらって

外へ出る練習をしています。

ちゃんと、お楽しみをいれて。

シロノワールはひと口しか

食べれなかったけど。

まだ家族以外の人に

会って

喋って

笑える

心身体力の

自信がありません。

それまでもうすこし。

すこしかな

ちょっと遠くかな

わかないけど。

また来てくださいね。