君と紡ぐとき74

南の離宮に移り、7日が過ぎた。

ヨンとウンスは、穏やかな日を過ごしていた。

荷物の片付けも済み、

クァンの治療も順調にすすんでいる。

疲れてはいませんか?

毎朝、ヨンと二人で、離宮の周りを散歩するのが

日課となっているウンス。

ヨンは、ウンスの体を気遣い、優しく声をかけた。

大丈夫。

高麗の空気って、新鮮だと思ってたけど。

朝の空気って、一段と新鮮ね。

なんだか、心が洗われる感じがするわ。

そうですか?

確かに、気が引き締まる感じはありますが

ウンスは、ヨンの横顔を見ながら

クスクスと笑った。

如何したのです?

何を笑っているのです?

幸せだなって

こんなに穏やかな貴方の顔を

すぐ傍で見られて

そして、今、此処に

貴方との子供がいるんだって

そう思ったら、なんだか嬉しくって

ウンスは、ヨンの腕に絡みつくように腕を回した。

俺もです

俺の隣にウンス、貴女がいる。

こうして、微笑んでいる。

これほどの安らぎと幸せを

感じたことはなかったかもしれません。

ヨン

いつしか、ヨンに腰を引き寄せられ、

熱い眼差しで見つめられる。

引き寄せられるかのように

二人の唇が重なっていた。

んヨン

ウンスは、少し息苦しくなり、

小さな手でヨンの胸を叩く。

ヨンは名残り惜し気に唇を離した。

もう

此処は皇宮の中よ

誰かにでも見られたら

ウンスは頬を桃色に染めながら

ヨンの胸に顔を埋めた。

このような早朝に

誰も見てはおりません。

それに、そのような顔をして

俺を煽っているのですか?

えっ?

煽ってなんか

ウンスがヨンの腕の中で慌てている。

ヨンは、ウンスの顔をクィッと上にむかせると

嬉しそうに微笑んでいた。

そろそろ、戻りましょう。

ヨリが、朝餉を整えている頃です。

続きは

その後に

ヨンは、ウンスの手をひき、

離宮へと歩み始めた。

さわやかな風が、二人を包み込むかのように

通り過ぎていく

母様

父様

お二人が紡いだ想いが

漸く叶う時がまいりました

えっ?

フォン?!

フォン?!

ヨンとウンスは、同時に声を出した。

ヨン

フォンが

はい

ウンスの瞳の涙をそっと指で拭う。

フォンは、俺たちに

何かを伝えにきたのでしょう

それは、恐らく

ウンスは、ヨンの言葉に頷き

そして、晴れ渡る高麗の空を見上げた。

〜君と紡ぐとき完〜

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最後まで、お読みいただき、

ありがとうございます。

君と紡ぐときは終わりました。

拙いお話にお付き合いいただき

ありがとうございました。

明日からのお話ですが

どちらのお話をお届けするか、

少悩んでいます。

お話の続きをお届けするか、

少しより道をして、

他のお話をお届けするか

パラレルに挑戦?

さすがに、両方お届けは、

無理ですので(;Aアセアセ

どちらかのお話をお届けいたします。

ドラマシンイの2次小説です。

私の想像の世界です。

お読みいただき、

イメージが異なってしまうかもしれません。

その際は、スルーをお願いします。

byjunjun

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